全国加重平均額28円の引上げは、制度が始まって以降で最高額
厚生労働省は、都道府県労働局に設置されている地方最低賃金審議会が答申した令和3年度の地域別最低賃金の改定額(以下「改定額」)を取りまとめました。
- 47都道府県で、28円~30円、32円の引上げ(引上げ額が28円は40都道府県、29円は4県、30円は2県、32円は1県)
- 改定額の全国加重平均額は930円(昨年度902円)
- 全国加重平均額28円の引上げは、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額
- 最高額(1,041円)に対する最低額(820円)の比率は、78.8%(昨年度は78.2%。なお、この比率は7年連続の改善)
改定額及び発効予定年月日は厚生労働省の以下別紙よりご確認ください。
令和3年度地域別最低賃金額答申状況
https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/000662334.pdf